[イベントJAPAN11]奇抜な乗り物…スイス生まれの電動三輪車

自動車 ビジネス 国内マーケット
イージーグライダー
イージーグライダー 全 3 枚 拡大写真

東京ビッグサイトで開催された「イベントJAPAN2011」(19~20日)に、奇抜な電動三輪車が登場した。名前は『イージーグライダー』で、これまでになかったような乗り物だ。

開発したのはスイスのメーカーで、横浜市のサニーカラー・ジャパンと兵庫県西宮市のぷらんとがそれぞれ東日本と西日本を担当して輸入販売を手掛ける。「今回の展示会が日本での初披露で、昨日(19日)に発売したばかりなんです」とぷらんとの小泉拓社長は説明する。

何となく小型耕耘機に似ていなくもないが、前輪の中にリチウムイオン電池やモーターなどが収納されている。最高速度は20km/hで、8時間の充電で約20km走ることができる。操作はオートバイと同様にハンドルのスロットルを回して走り、手元と足元のブレーキで止める。

「前輪にバッテリーなどが入っているため、少しハンドルが重たいですが、慣れれば誰でも簡単に運転できます」とのこと。ただ、公道ではまだ走ることができず、私有地のみ。そのため、遊園地などに販売していく方針だ。

「うちとしては5台ワンセットにして、95万円で売っていこうと考えています。初年度は何とか50台を売りたいですね」と小泉社長は話していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  2. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. 日産株主総会、社外取締役留任などへの批判噴出、「日産愛」の株主の“はけ口”に[新聞ウォッチ]
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る