20日に開幕したニューヨークモーターショー。メルセデスベンツブースでは、19日の上海モーターショーに続いて、次期『Aクラス』を示唆したスタディモデル、『コンセプトAクラス』が披露された。次期Aクラスは、Aクラスとしては初めて、米国市場へ投入される。
これは20日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。ニューヨークモーターショーの会場で、同メディアの取材に応じたダイムラーのヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「近い将来、Aクラスを米国市場へ導入したい」と話したという。
米国市場では現在、『Cクラス』がメルセデスベンツの入門モデル。欧州や日本でお馴染みの『Aクラス』や『Bクラス』は、導入されていないのだ。しかし、次期型ではAクラスは初めて米国へ上陸を果たし、メルセデスベンツの新たな入門モデルとなる。
次期Aクラスは2012年、欧州市場で発売される見込み。シュミット副社長は、「世界的に小型プレミアムカーに対する需要は伸びている。2020年までに市場規模は40%程度拡大するのではないか」と同メディアに語っている。