トヨタ豊田社長、「プリウスなどにも非常電源の搭載を検討」
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会見で豊田社長は、大震災の被災ユーザーから、『エスティマハイブリッド』に搭載されている100Vの交流電源が、携帯電話の充電や湯沸しに使えて助かったとの手紙をもらったというエピソードを披露した。
エスティマHVは、搭載の二次電池から100Vで最大1500Wの電力供給ができるようになっている。
豊田社長は改めて「HVは、非常時の給電車としての役目もある」と実感し、今後、同様の電源搭載車を広げる方向で、開発部門に検討を指示したという。
《池原照雄》