フィアット第1四半期、純利益3倍に

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フィアットグループは20日、2011年第1四半期(1〜3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は92億1000万ユーロ(約1兆1000億円)。前年同期比7.1%増を達成する。

また営業利益は、2億5100万ユーロ(約300億円)。前年同期比19%増と伸びた。さらに純利益は、3700万ユーロ(約44億円)を確保。前年同期の1300万ユーロ(約15億円)に対して、約3倍もの増加を記録した。

第1四半期の世界新車販売台数(商用車を含む)は、51万8600台で、前年同期比は2.6%減と後退。しかし、傘下のフェラーリやマセラティなど、高級スポーツカーブランドが好調で、この穴をカバーした。

また、傘下のマニエッティ・マレリをはじめ、部品事業が好調。これも、大幅な増益につながった要因だ。

《森脇稔》

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