[ダイムラー復興支援]操作助言や保守管理も寄付のひとつ
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「今すぐ現地で仕事ができる信頼性があるクルマ」とメルセデスベンツの関係者は自信をみせるが、『ゼトロス』や『ウニモグ』は日本では珍しい“舶来品”。「オペレーションやメンテナンスも寄付の一部と位置づけている」とダイムラー。
「ボタンを押しながらシフトするような、ウニモグのやや慣れない操作にははじめ戸惑うかもしれないが、我々が持つ販売ネットワークなどを活用しながら操作アドバイスやメンテナンスなどトータルに支援していくつもりだ」(同)
また同グループは、保有部品やアフターサービスについても「2年間保証する」と話し、被災地のニーズに適宜対応していく姿勢をみせた。
これらゼトロスやウニモグの具体的な配置先については明らかにされていないが、今回の譲渡車50台の名義人となる日本財団は「すでに(50台のうち)3分の2ほどの行き先は決まっている。とくに残りの特殊車などは被災地各地の状況をみながら適切な場所に配置したい」と述べていた。
《レスポンス編集部》