統合本部共同会見 細野補佐官「私を信じて」

自動車 社会 行政
細野豪志首相補佐官
細野豪志首相補佐官 全 1 枚 拡大写真

福島原子力発電所事故対策統合本部(=統合本部)が25日、初の共同記者会見を開催した。会見に出席した細野豪志首相補佐官は「今後、原則として、全ての情報を公開する」と、宣言。

「みなさんにご理解を賜りたい。ぜひ、透明性に関する統合本部の方針、私を信じていただきたい」と、訴えた。

細野氏は、統合本部の事務局長として原発事故の対応と官邸との調整役となってきた。原発事故の収拾に向けた道筋は開いたものの、今後の収束ためには、国民に安心を発信することが重要と考えた。

共同記者会見の開催は、情報発信の正確性、透明性の確保するためと説明。

これまで原子力安全・保安院、原子力安全委員会、文部科学省や東京電力が、それぞれに会見を開いてきたことで、情報に重複や齟齬が生じたと振り返り、情報を一元化することで「正確性を期したい」と、述べた。

統合本部の共同記者会見では「福島第一、第二原発の状況、福島第一から漏出する放射線の状況、政府と東電の対処の状況」に限定して説明する。

福島原発周辺住民の避難や、放射性物質拡散による農作物、水産物の影響や対策については、これまで通り官邸と担当省庁から情報発信するとした。

基本的な方針については、今後も枝野幸男官房長官が国民に情報提供する。

共同会見では、細野補佐官、原子力安全・保安院、文部科学省、原子力安全委員会と東京電力が説明する。必要に応じて他省庁も出席する。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  3. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  4. ダイハツ「K-VISION」は次期『タント』? 軽初のストロングハイブリッド搭載に注目…ジャパンモビリティショー2025
  5. ダイハツの次期『コペン』は後輪駆動に!JMSでの発表に、SNSでは「疲れ吹っ飛んだぜ」「可愛らしいのも良い」と絶賛
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る