フェラーリ、新興国で拡販…年間世界販売を8000台へ

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イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリ。同社が新興国を中心に、積極的な拡販策に乗り出すことが分かった。

これは、21日に発売されたドイツの自動車誌、『auto motor und sport』が掲載したもの。同誌とのインタビューの中で、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、今後8年以内に、年間世界販売台数を8000台へ引き上げる構想を明かしたという。

フェラーリの2011年世界販売目標は、6800〜7000台。8000台という数字はこの目標の約2割増しに当たる。しかし日本円で2360万円からという高価なスーパーカーだけに、拡販は容易ではない。

そこでフェラーリは、新興国での販売に力を入れる。モンテゼーモロ会長はインタビューの中で、「インド、南米、中国。とくにこの3市場は成長の余地が大きい」と語り、新興国での拡販に乗り出す方針を示した。

同会長によると、フェラーリは2011年、中国で前年比1.7倍の500台の販売を見込んでいるという。「今年末には、中国は米国、ドイツに次ぐフェラーリにとって3番目の市場となるだろう」とモンテゼーモロ会長は述べている。

《森脇稔》

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