自工会志賀会長「サプライチェーン全体の把握が課題」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ・インサイトの生産ライン
ホンダ・インサイトの生産ライン 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の志賀俊之会長は26日の記者会見で、自動車生産に影響を与えている部品や資材のサプライチェーン問題について、中長期的には「サプライチェーン全体の把握が課題として浮上した」と述べた。

サプライチェーンについては「過去の災害時にも1社に集中したことによる問題が表面化し、リスク分散に取り組んできた」ものの、被害が広い範囲に及んだ今回は、そうした対策を大きく超える事態となった。

自動車メーカー各社は、1次および2次メーカーまではリスク分散や事業所の把握などを行ってきた。だが志賀会長は、今回の大震災により「3次、4次といったその先のリスク管理も課題として顕著になった」と指摘した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る