日立化成、中国で自動車用内外装部品を現地生産へ

自動車 ビジネス 企業動向

日立化成は、中国に自動車用樹脂成形品を製造する工場を新設すると発表した。

同社グループの自動車部品関連製品は、内・外装樹脂成形品、摩擦材、粉末冶金製品に加え、バッテリーなどまで幅広い製品を製造している。現在、生産拠点は日本のほか、中国、台湾、タイ、シンガポール、米国、メキシコに展開している。特に中国は、今後も自動車市場の伸長が見込めるため、各自動車部品を現地生産しているが、内・外装成形品については生産していなかった。

今回、中国の内・外装成形品の需要を取り込み、今後も成長が期待される自動車部品事業の拡大を図るため、中国河南省鄭州市に自動車用樹脂成形品の製造子会社を設立する。

新会社は「日立化成工業(鄭州)汽車配件」で資本金は2300万米ドル(約1億8000万円)。日立化成が100%出資する。約19億円投じて自動車用内・外装品を製造する工場を建設する。稼働開始は2014年1月からの予定で、本格操業時の従業員数は220人を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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