日産志賀COO、従業員家庭での節電プログラムを検討

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車志賀俊之COO
日産自動車志賀俊之COO 全 1 枚 拡大写真

日産自動車の志賀俊之COOは26日、電力需要平準化の一環として、グループ企業を含めた従業員の家庭での節電ついて検討を始めたことを明らかにした。志賀COOは自らが会長を務める日本自動車工業会の定例会見で語った。

志賀COOは「企業の取り組みとともに家庭での節電も非常に重要であり国民全体で参加するという事が必要なのではないか」とした上で、「例えば待機電力の削減、エアコン温度の調整、LED電球への交換などの啓蒙活動を社内で進め、このような活動への参加率を上げるため、会社としてのプロモーションプログラムを検討している」と述べた。

また企業としての取り組みとしては、工場での勤務シフトを午前中は従来よりも早く、午後は従来よりも遅く始業することで昼間の電力使用量を抑えたり、本社部門でのサマータイムの導入や、残業する人を同じフロアに集めて業務を行うようにするなど「様々なアイディアを出して、5月中には決めて7月から展開したい」と語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 【ヤマハ MT-25 試乗】ライダーのスキルを引き上げてくれる「資質の高さ」が光る…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る