コマツ通期決算…新興市場向け好調で最終利益1507億円

自動車 ビジネス 企業動向

コマツが発表した2011年3月期の連結決算は、最終利益が前年同期比349.2%増の1507億円と大幅増益となった。

売上高は同28.7%増の1兆8431億円と増収だった。建設・鉱山機械の需要は、戦略市場の中でも特に中国、アジア、中南米で高い水準で推移した。加えて日本、北米、欧州でも需要が回復し、各地域で増収となった。

また、産業機械の需要も戦略市場での自動車生産台数の増加と、中国、アジア地域での太陽電池産業の成長に伴って回復した。

損益では、為替差損が発生したものの、増収や販売価格や製造原価の改善効果もあって営業利益は同232.6%増の2229億円だった。税引き前当期純利益は同238.3%増の2198億円だった。

今期の業績見通しは、売上高が同16.6%増の2兆1500億円、営業利益が同36.8%増の3050億円、税引き前当期純利益が同36.5%増の3000億円、当期純利益が同32.7%増の2000億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る