JVCケンウッド通期決算…経営統合後初、営業利益と経常利益が黒字化

自動車 ビジネス 企業動向

JVCケンウッドホールディングスが発表した2011年3月期の連結決算は、経常利益が75億7900万円となり、黒字になった。前年同期は147億円の赤字だった。経営統合してから経常黒字は初めて。

売上高は前年同期比11.5%減の3526億7200万円と減収となった。カーエレクトニクス事業の販売が市販向け、OEM向けともに好調に推移した。たふだ、海外売上げ比率が高いことから為替換算の影響で減収となった。

収益では、カーエレクトロニクス事業、業務用システム事業の販売増や構造改革によるコスト削減効果で営業利益は129億5600万円と黒字になった。

最終損益は構造改革に伴う一時的な費用の計上で40億2500万円の赤字となったが、前年同期の277億円の赤字から赤字幅が大幅に改善した。

今期の業績見通しは東日本大震災の影響について現時点で想定される範囲で算定し、売上高3600億円、営業利益135億円、経常利益80億円、最終利益40億円を見込む。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 「スラントノーズ」のポルシェ911が現代風に蘇る…1000馬力の「プロジェクトF-26」発表
  3. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る