JVCケンウッド、中期経営計画の利益を上方修正 カーエレなど好調で

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JVCケンウッドホールディングスは、2010年5月に公表した中期経営計画について経済環境の変化や為替水準、事業推移から中期目標数値を修正した。

中核事業であるカーエレクトロニクス事業と業務用システム事業の利益が当初の想定を大きく上回った実績から2013年3月期の目標について、営業利益145億円を170億円に、当期純利益45億円を90億円に上方修正した。

売上高については計画策定した時より為替の円高が進んでいることや、ホーム&モバイルエレクトロニクス事業のビジネスモデルの転換を計画以上に進めたことなどを織り込んで4500億円から4100億円に下方修正した。

同社は今年1月、新株式発行や自己株式の処分で総額139億円の資金を調達した。この資金はカーエレクロニクス事業、業務用システムの新商品開発や研究開発、設備投資に充当する計画。特にカーエレクトロニクス事業では新興市場での販売拡大、統合リソースとパートナーシップ戦略によるカーナビの販売増、次世代カーエレクトロニクスの先行開発に力を入れる。

《レスポンス編集部》

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