デンソー通期決算…北米豪亜で受注好調、最終利益が2倍増

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デンソーが発表した2011年3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比35.7%増の2072億円と増益だった。

売上高は同5.2%増の3兆1314億円となり、3兆円台に回復した。北米や豪州、アジア地域を中心に自動車生産台数が増加したことから同社の受注も伸びた。

収益では円高による為替差損があったものの、増収や操業度差益、合理化努力の効果で営業利益は同37.8%増の1883億円となった。最終利益は同94.8%増の1430億円とほぼ倍増した。

東日本大震災の影響では生産停止で減収となったものの、特別損失は計上していない。

今期の業績見通しは東日本大震災の影響で国内の自動車生産の正常化には時間がかかる見通しで、予想を算定するのが困難なため、公表を見送った。

《レスポンス編集部》

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