自動車輸出、15か月ぶりにマイナス…3月実績

自動車 ビジネス 国内マーケット
震災の影響で生産が滞り、輸出台数も大幅に減少した(資料画像)
震災の影響で生産が滞り、輸出台数も大幅に減少した(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会が発表した3月の自動車輸出実績によると、四輪車輸出台数は前年同月比26.1%減の31万2478台となり、15か月ぶりに前年同月を下回った。

東日本大震災の影響で、輸出出荷前の車両が被災したのに加え、震災で自動車メーカーの生産がストップした影響で輸出できなくなった。

車種別では乗用車が同25.8%減の27万6551台と大幅マイナスとなった。トラックが同28.4%減の2万8324台、バスが同29.3%減の7603台だった。

地域別でも全ての地域でマイナスとなった。北米が同27.5%減の10万0021台、欧州が同7.9%減の6万7877台にとどまった。アジアも同17.8%減の4万2803台だった。

輸出金額は、車両分が69億9900万ドル、部品分が29億7373万ドルの総額99億7273万ドルとなり、前年同月と比べると17.3%減だった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る