マツダ、前期営業利益は2.5倍の238億円

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ(上海モーターショー11)
マツダ(上海モーターショー11) 全 1 枚 拡大写真

マツダが28日発表した2011年3月期連結決算は、世界販売が7%増の127万3000台となったことやコスト低減の推進などにより、営業利益は、10年3月期比で2.5倍の238億円となった。

東日本大震災による生産停止などの影響は、営業損益段階で約50億円だった。売上高は7.5%増の2兆3257億円となった。

営業利益が回復する一方で、北米生産事業での一部設備消去などによる特別損失を208億円計上。また大震災によって今期以降の業績が不透明になったことから、繰延税金資産の一部567億円を取り崩した。

これは帳簿上の一過性の処理であるものの、最終損益は600億円の赤字となった。山内孝社長は「今期は繰延税金資産の処理はない。販売やコスト改善など事業パフォーマンスは順調」と強調した。また、今期の業績予想は不透明な要素が多く、同日に開示は見送った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る