[ベントレー コンチネンタルGT]確立されたデザインアイコンが進化

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ベントレー・コンチネンタルGT
ベントレー・コンチネンタルGT 全 12 枚 拡大写真

ベントレーモーターズジャパンは新型で2代目の『コンチネンタルGT』を、6月以降にデリバリー開始すると発表した。

「初代コンチネンタルGTは、ベントレーの中ですでにデザインアイコンとしての地位を確立しています」と話すのはベントレーモーターズ、ヘッド・オブ・インテリアのロビン・ペイジさん。新型は「その伝統をベースに、それを進化させ、ダイナミックでスポーティ、そしてモダンなデザインになるように心がけました」と話す。

エクステリアデザインの特徴は、「全幅が初代より広くなったことで、ヘッドライトも若干大きくすることが出来ました。フロントグリルは初代より切り立った形になっており、より精悍なルックスを実現しています」。

そしてスーパーフォーミング加工により、「例えばヘッドライトの上のカーブの部分(アイブロウズと呼んでいる)を、非常にシャープにフロントのフェンダーへ流すことが出来るようになりました」。スーパーフォーミング加工とは、複数のアルミ板を接合して造形するのではなく、1枚のアルミのプレートを加熱し気圧をかけて成型する方法。『ミュルザンヌ』でも採用している。

サイドのデザインについては、「ウエストラインを以前より高くすることにより、よりスポーティでダイナミックなイメージを実現しています」。初代でも特徴的なボディラインは新型でも継承しており、これは「1950年に登場した『Rタイプ』の曲線の特徴を採用しているのです」という。

具体的には3つのシンプルなラインがあり、まず、「フロントフェンダーのアールが、後方へ流れていくライン。それから、リアフェンダーのところの曲線状のライン。そして、非常にスポーティでダイナミックなルーフラインです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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