4月20日から5月1日まで開催されたニューヨークモーターショー。クライスラーのブースでは、『300』(日本名:『300C』)シリーズの最強グレード、「SRT8」とともに、「300S」と「300Cエグゼクティブ」がお披露目された。
2つのモデルは300シリーズにおいて、スポーツとラグジュアリーという2つのキャラクターに特化。300Sはブラックアウトされたクロームグリルや20インチアルミホイール、専用サスペンション、ピアノブラックパネルなど、スポーティさが強調される。
一方、300Cエグゼクティブは、メッシュグリルやクロームアクセント、ナッパレザーシート、ウッドパネルなどが特徴だ。目を引くのはダッシュボード。イタリアの高級家具メーカー、ポルトローナ・フラウが手がけた「Foligno」と呼ばれるレザーで覆われた。
300Sと300Cエグゼクティブは、初夏から秋にかけて米国で発売。クライスラーブランドのオリバー・フランソワ社長兼CEOは、「300Cはセグメント最高の商品力。その300Cに、2つのモデルが新たな個性を加える」とコメントしている。