[ベントレー コンチネンタルGT]ウイングドBから生まれたインパネデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
ベントレー・コンチネンタルGT
ベントレー・コンチネンタルGT 全 12 枚 拡大写真

ベントレーモーターズジャパンは、ベントレー『コンチネンタルGT』をフルモデルチェンジし、6月以降デリバリーを開始すると発表した。インテリアの大きな特徴のひとつは、ドライバーの目の前に広がるインストルメントパネルだろう。

全体の造形モチーフはベントレーのエンブレム、“ウイングドB”から用いられている。ベントレーモーターズ、ヘッド・オブ・インテリアのロビン・ペイジさんは、「新型をデザインするにあたり、早い段階からこの左右対称のインパネの構想がありました」という。ドライバーと助手席の前で同じ造形にすることで、2人に同じ経験をしてほしいということなのだ。

もうひとつ理由があり、それは「左右対称にすることで生産コストを節約でき、浮いたコストをもっといろいろな贅沢なところに使いたいということが実はあったのです」と話す。

「何かひとつテーマがあると、そのテーマを他の何かに結び付けたいという考えが自分の中にありました。この“ウイングドB”を何度も描きながら、徐々にシンプルなラインとなり、非常にすっきりしたインストルメントパネルが誕生したのです」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る