[BMW 5シリーズツーリング]ただのステーションワゴンにあらず

自動車 ニューモデル 新型車
BMW 5シリーズツーリング
BMW 5シリーズツーリング 全 8 枚 拡大写真

BMW『5シリーズツーリング』は、ワゴンではなくツーリングとわざわざ名乗るように普通のワゴンではない、と広報室製品広報シニア・スペシャリストの前田雅彦さんはいう。

「通常よりは若干多い荷物が積めて旅行に行くときなどに適したクルマ、という位置づけです。荷物を積むためだけでこのクルマを作っているのではありません」

荷物が多く積めること以外は基本的にセダンと同じクルマであるという。「ドライバビリティなど、ユーザーが乗って走らせたときに感じはセダンと共通にするというのがBMWの考え方です」。そのために、5シリーズツーリング以外では『7シリーズ・ロングボディ』だけに装備されているエアサスペンションを採用しているのだ。

またツーリングの特徴として「荷物を多く積めるだけではなく、使い勝手を良くしているところがあります。例えば独立開閉式のリアウインドウがそうです」と前田さん。

荷室アクセスについて、リアゲートの開閉だけではなくリアウインドウのみの開閉も可能だ。これは女性に受けがよく、日本市場においては男女かかわらず評価されているという。「いっぱんに日本の駐車場は狭く、クルマ後方のスペースがとりにくい。リアゲートが開かない場合でもリアウインドウだけ開閉すれば、荷物の出し入れが可能な場合があるのです」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. アキュラが新型EV『RSX』プロトタイプを発表…新世代ホンダEVプラットフォーム
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る