メルセデス世界販売、中国は46.9%増…4月実績

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メルセデスベンツEクラス
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ダイムラーは4日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の4月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は11万0044台。前年同月比は7.7%増と、18か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比8.2%増の10万0703台。スマートは9341台を販売し、前年同月比は3.2%増と4か月連続で前年実績をクリアした。

メルセデスベンツブランドでは、『Eクラス』が引き続き人気。4月は前年同月比8.1%増の2万8708台をセールスした。2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、34.3%増の6305台と好調。『Mクラス』などのSUVシリーズは、21.4%増の1万9640台を売り上げている。

市場別では、西欧が前年同月比2.2%増の4万6817台。そのうち、地元ドイツは3.3%増の2万2270台だ。香港を含む中国は、46.9%増の1万6536台と4月の記録を更新。米国は2.3%増の1万8042台だった。

ダイムラーの1〜4月世界セールスは、前年同期比11.2%増の41万5577台。同社のヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「第2四半期の見通しも明るい。2011年は新記録となる年間130万台以上を販売したい」と述べている。

《森脇稔》

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