2011年度の業績予想、減収減益が最多…帝国データ調査

自動車 ビジネス 国内マーケット
2011年度の業績予想、減収減益が最多…帝国データ調査
2011年度の業績予想、減収減益が最多…帝国データ調査 全 3 枚 拡大写真

帝国データバンクは9日、2011年度の業績見通しに関する企業の意識調査を実施しその結果を公表した。それによると「減収減益」と回答した企業は33.2%で最多、「増収増益」は20.7%で2010年度と比べて7.3ポイント減少した。

厳しい経営環境が続いていたなかで多くの企業経営者が東日本大震災の影響から先行きの業績を厳しく見ており、地域や業界で企業業績が二極化する可能性を指摘する声もある。

業績を下振れさせる材料は「東日本大震災による間接被害」が54.1%で最多となっている。直接被害も東北を中心に全国で約1割。個人消費の低迷をあげる企業は減少したものの、震災後の自粛ムードなどが影響する見通し。

一方で、業績を上振れさせる材料も「東日本大震災にともなう需要の増加」が最も多く、全体の41.6%を占めた。復興・復旧にともなう需要の拡大を挙げる企業が増加し、外需への期待感は大幅に後退した。

業績見通しの調査は今回が3回目で、今回の調査は4月18日~30日まで、全国2万2240社を対象に実施した。有効回答企業数は1万769社。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る