全国中学入試センターは5月9日、6月12日に開催する「全国公立中高一貫校対策テスト」の申込み受付けを開始した。
同テストは、小学6年生を対象とした公立中高一貫校の「適性検査」に向けた対策テスト。高等学校の無償化によりますます人気に拍車がかかる公立中高一貫校では、学力考査を行わないための「適性検査」であるにもかかわらず、実際には学校準拠の内容から逸脱した難易度の高いものになっている傾向があるのだという。
同社ではこうした状況をふまえ、公立中高一貫校を目指す受検生は、1回でも多く対策テストを受けておくことが望ましいとしており、6月から12月にかけ年6回同テストを開催し、年間延べ6,000人以上の受検生を集めているという。
今年度の第1回目となる今回は、学習院大学目白キャンパスの東京会場と、慶應義塾大学日吉キャンパスの神奈川会場の2会場で、それぞれ午前・午後の2回実施予定。また各会場にて「保護者会」を同時開催するという。申込みは電話またはホームページで受け付けている。