スバル富士重、新社長に吉永専務が昇格へ

自動車 ビジネス 企業動向
吉永泰之取締役兼専務執行役員が新社長に
吉永泰之取締役兼専務執行役員が新社長に 全 2 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)が5月10日、吉永泰之取締役専務執行役員が社長に昇格する人事を内定した、森郁夫社長は代表権を持つ会長に就任する。6月24日開催の定時株主総会で正式に決定する。

吉永氏は1977年に成蹊大経卒後、富士重に入社し、主に国内営業畑を歩んできた。2002年にスバル戦略本部スバル企画室長などを経て、05年に執行役員に就任、06年には戦略本部長を兼務、07年からスバル国内営業本部長として販売網の再編などに手腕を発揮してきた。56歳。

森氏はGM(ゼネラルモーターズ)との資本提携を解消してトヨタ自動車グループ傘下に入った富士重の経営改革を断行、不採算となっていた軽自動車の生産から撤退する一方で、『レガシィ』や『フォレスター』の米国や中国で販売を伸ばすなどして業績拡大を主導してきた。

今後、森氏は最高経営責任者(CEO)として、中国プロジェクト準備室、産業機器カンパニー、エコテクノロジーカンパニーを管掌、吉永氏はCOO(最高執行責任者)としてスバル営業部門を管掌する。

中国など、新興市場での現地生産などが大きな課題となる中で、森氏自ら新たな成長戦略を模索する模様。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る