【サイバーナビ VH/ZH09シリーズ登場】ARスカウターの原型は4年前から存在した

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
パイオニア カー市販事業部 マルチメディア事業企画部 枝久保隆之氏
パイオニア カー市販事業部 マルチメディア事業企画部 枝久保隆之氏 全 20 枚 拡大写真

5月9日に発表されたカロッツェリアのフラッグシップカーナビ『サイバーナビ』の最大のウリは「ARスカウターモード」だ。ドライブカメラのリアルタイム映像をナビ画面上に表示するとともに、ルートガイドや施設情報を実写画像にオーバーレイし、赤信号→青信号の切り替わり信号待ち時の前車発進のお知らせ、さらには前走車との車間距離表示など機能は多彩だ。

詳細画像:カロッツェリア サイバーナビ

新サイバーナビの企画に携わったカー市販事業部マルチメディア事業企画部の枝久保隆之氏は、「これまでナビのアクセサリーとしてリアカメラは出していたが、車載専用で映像解析のためのカメラは始めて商品化した。映像の解析については、以前から研究開発部門で検証を重ねており、今回製品化のメドがたったのでサイバーの目玉機能として搭載した。映像解析のチップは調達品だが、アプリケーションの開発は自社でおこなっている」と説明する。

実はこのARスカウターモード、4年前にその原型を現していた。2007年でCEATECで同社が出展した「リアルビューナビ」がそれだ。リアルタイムに信号や看板を認識し、車載カメラからの前方視界上でルート案内するデモ映像が流されており、まさにARスカウターモードそのまま。しかし,この時点では前走車との車間距離を表示したり信号の切り替えを画面上で示すといった新サイバーナビで搭載された機能群はまだ用意されていなかった。

なおARスカウターユニットのカメラは31万画素のCMOSセンサーで、夜間やトンネルでの走行時でも車両認識に十分な感度を得ている。実際のデモ走行でもトンネル内を走ることが何度かあったが確実に前方車両を捉えていた。

カメラの取り付けは原則としてバックミラーの後方。配線などもあり、取り付けはカー用品店などに依頼することになるだろう。正しく車両認識がおこなえるように水平に設置するためのキャリブレーション(調整)が必要だが、この作業はユーザー自身でもおこなえるという。

価格はオープンだが、枝久保氏によれば「ARスカウターユニット(カメラ/画像処理ユニット)とFOMA通信モジュール(36か月分の通信費込み)が同梱される『VH09CS』(1DIN/1DIN)が30万円、『ZH09CS』(2DIN)が28万円、ユニット・モジュールがつかない『VH09』が25万円、『ZH09』が23万円程度の市場価格を予想している」という。セットモデルとナビ単体とではおよそ5万円の差となる。

ARスカウターユニットやFOMA通信モジュールはそれぞれ別にオプションとして購入できるが、単体で買うとスカウターユニットは5万2500円、通信モジュールが2万6500円で、セットモデルを購入した方が魅力的だといえる。

《北島友和》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. JFEスチール、国内初のスタンプチャージ式大型コークス炉が稼働…環境負荷を軽減
  3. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  4. 使い勝手抜群のOttocast P3 Pro・OttoSafe Cam・Screen AI徹底比較! 愛車に合うモデルと機能の違いを解説PR
  5. 【トヨタ bZ4Xツーリング 新型試乗】「これなら売れるに決まってる」ただ長くなっただけじゃない、別モノの進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る