ヤマハ発動機第1四半期決算…新興市場の二輪車好調

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ヤマハPAS CITY X(2011年モデル)
ヤマハPAS CITY X(2011年モデル) 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機が発表した1〜3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比69.5%増の263億800万円と大幅増益となった。

売上高は同2.8%増の3185億9700万円と増収だった。二輪車の売上げ台数は、同5.2%増の168万9000台と順調だった。国内は微増だった。海外は北米、欧州が前年を割り込んだものの、アジア、その他地域の新興市場が好調だった。

マリン事業は北米での船外機やウォータービークルの需要回復で増収となり、特機事業も北米の四輪バギーの卸出荷が増加して増収となった。

収益では、為替差損や開発費用の増加などがあったものの、増収や構造改革効果によるコスト削減効果から、営業利益は同114.6%増の206億2300万円と2倍以上の増益となった。当期純利益は同79.0%増の134億4600万円となった。

通期業績見通しは、東日本大震災による影響が不透明な状況にあるため、前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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