米グーグルは現地時間11日、開発者イベント「Google I/O」において、Chrome OS搭載ノートPC「Chromebook」を発表した。6月15日から米国など欧米7ヵ国で販売が開始される。
ノートPC本体はSamsungとAcer製、OSはChorome OSとなる。クリック可能なトラックパッドとキーボードを備え、Wi-Fiと3G接続に対応。8秒での起動と低消費電力を特長とするほか、クラウドでのアプリ保存やアプリ購入を行なう「Chrome Web Store」なども容易にできるとした。
Samsungからは「Samsung Series 5 Wi-Fi Choromebook」と同「3G Choromebook」が登場し、前者はWi-Fiモデルで429.99米ドル、後者はWi-Fiと3G対応で499.99米ドル。共にArctic White/Titan Silverの2色展開。
いずれも12.1型LED（WXGA）液晶を搭載し、CPUはIntel Atom Processor N570（1.66GHz）。ほかに1メガピクセルのHD Webカメラ、16GBのソリッドステートドライブ（mSATA）、ミニVGA端子など。バッテリでの連続稼働時間は8.5時間、重さは約1.48kg。
Acerからは「Acer Wi-Fi Chromebook」と同「3G Chromebook」で、前者はWi-Fiのみ、後者はWi-Fiと3Gに対応する。色はブラックのみ。価格は349米ドル～。
CPUは前者がIntel Atom Processor N570、後者がIntel Atom Processor NM10。ほかに共通スペックとして1.3メガピクセルのHD Webカメラ、16GBのソリッドステートドライブ（mSATA）、HDMI端子など。バッテリでの連続稼働時間は6時間、重さは約1.34kg。
このほか、両社製ともにメモリは2GB。フルサイズChromeキーボードとクリック可能なトラックパッド、USB2.0ポート×2、4-in-1カードリーダー（SD/SDHC/SDXC/MMC）を搭載する。
※編集部注：初出時、スペックの一部に誤りがございました。お詫びするとともに訂正致します。
