JX発足後初の通期決算…売上高9兆6343億円、純利益3117億円

自動車 ビジネス 企業動向

JXホールディングが発表した2011年3月期の連結決算は、最終利益が3117億円となった。同社は昨年4月1日に新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合して発足したため、今回が統合してから最初の通期決算となる。

売上高は9兆6343億円となった。石油精製販売事業では、ガソリン、軽油、電力用C重油が前期を上回ったものの、燃料転換の進展でA重油が減少したことなどから、全体としては、前期並みの実績だった。アジアでの石油化学製品の需要は、堅調に推移した。

金属事業は世界の銅需要が経済成長が続く中国を中心に堅調に推移したほか、電子材料の需要は、年度前半は海外の最終製品の生産増を背景に好調だったものの、後半は、一部の最終製品の在庫調整の影響を受けて、関連する電子材料の需要が伸び悩んだ。

営業利益は3344億円、経常利益が4136億円となった。たな卸資産評価の影響を除いた経常利益相当額は3561億円。

今期の通期業績見通しは売上高が前期比6.9%増の10兆3000億円となる見通し。営業利益は同7.3%減の3100億円、経常利益が同8.1%減の3800億円、純利益が同35.8%減の2000億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 「実質312万円スタート」スズキの新型EV『eビターラ』、コスパの高さにSNS注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る