モンテカルロ通期決算…カーエレ不振などで赤字転落

自動車 ビジネス 企業動向

モンテカルロが発表した2011年3月期の連結決算は、営業損益が1億0600万円の赤字となった。

売上高は前年同期比13.9%減の89億5600万円と減収だった。タイヤ・ホイールは、タイヤ専門館の寄与、冬期の降雪と期末にかけての値上げ前の駆け込み需要で、本数・金額ともに前年を上回った。しかし、タイヤ専門館でのカーエレクトロニクス商品の販売縮小、ETC特需の反動減、ナビゲーションの販売単価低下など、カーエレクトロニクス商品が大きく落ち込み、中古用品販売部門縮小による中古商品の減少も影響した。

卸売事業はカースポーツ用品が落ち込んだ。フランチャイズ事業ではカーエレクトロニクス商品が減少し減収となった。

減収の影響で経常損益は1億6700万円の赤字、最終損益は事業再構築に向けた店舗閉店損失などを計上、2億8000万円の赤字となった。

今期の通期業績見通しは売上高が同11.3%減の79億4100万円、営業利益が1億7500万円、経常利益が1億1000万円、最終利益が8800万円と黒字化する見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  4. Z世代に人気、ヤマハ『ファッジオ』がまもなく上陸…2025年上期のモーターサイクル記事ベスト5
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る