市光工業の通期決算…国内向け自動車部品低調で減収

自動車 ビジネス 企業動向

市光工業が発表した2011年3月期の通期連結決算は、営業利益が前年同期比402.7%増の30億1500万円と前年同期の約5倍となった。

売上高は同0.9%減の925億4700万円と微減だった。自動車部品事業は、海外輸出向けの需要増加により生産台数は堅調に推移したものの、国内向けの需要が伸び悩んだ。

収益はコスト削減の徹底などで経常利益は同97.0%増の39億4300万円となった。

一方、同社の所有地で土壌汚染が見つかり、調査費用などの関連費用を加えた、将来発生が見込まれる費用16億円を環境対策引当金繰入額として特別損失に計上したほか、同社が製造する一部製品がリコールの対象になったため、対策費を製品保証引当金繰入額として8億万円を特別損失に計上した。その結果、純利益は6億1500万円だった。

今期の通期業績見通しは東日本大震災の影響で想定が困難なため、公表を見送った。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る