JXエネルギー、韓国でリチウムイオン電池負極材の工場を起工

自動車 ビジネス 企業動向
JXエネルギー 工場起工式のようす
JXエネルギー 工場起工式のようす 全 1 枚 拡大写真

JX日鉱日石エネルギーと韓国のGSカルテックスとの合弁会社であるパワー・カーボン・テクノロジー(PCT)は13日、韓国慶尚北道亀尾市に、リチウムイオン電池用負極材を生産する工場の起工式を実施した。JX日鉱日石エネルギーが同日発表した。

新工場で製造する負極材は、電気自動車やハイブリッド自動車などの次世代環境対応車向けリチウムイオン電池に供給する。

PCTは2012年3月に工場を竣工、4月から試運転、7月から商業生産を開始する予定。

JXグループでは、既にJX日鉱日石金属が、リチウムイオン電池用正極材を製造・販売しており、2012年には製造能力を年間5000t規模に増強する計画。また、廃正極材などからリチウムなどの有価金属を回収する技術の開発にも取り組んでいる。

JXエネルギーは負極材の生産で今後、急拡大が見込まれるリチウムイオン電池市場に参入する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. ヒョンデの高級車ジェネシス、『G90ウィングバックコンセプト』世界初公開…全長5.1m超の大型ワゴン
  3. メルセデスベンツ、改良新型『Sクラス』をプレビュー…レベル4の自動運転が可能に
  4. ルノー『トゥインゴ』新型、欧州価格は約360万円から…フランスでは補助金適用で約320万円から
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る