クルマを放置して逃走の男、容疑を否認---幼児2人意識不明

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今年3月に千葉県千葉市緑区内で発生した重傷ひき逃げ事件について、千葉県警は10日、現場へクルマを乗り捨てて逃走していた22歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。この事故で負傷した2人の幼児は今も意識不明の状態が続いているという。

千葉県警・千葉南署によると、問題の事故は2011年3月29日の午後6時40分ごろ発生している。千葉市緑区古市場町付近の県道で、交差点を右折しようとしていた乗用車に対し、対向車線を直進してきた乗用車が衝突した。

双方のクルマは大破。右折側のクルマに同乗していた6歳と1歳の男児が頭部を強打。事故直後から意識不明の重体となり、現在も意識が回復していない。運転していた34歳の女性も頭部や顔面を強打する重傷を負った。

直進側のクルマを運転していた若い男は現場に車両を放置して逃走しており、警察ではクルマの名義人や目撃者から事情を聞き、逃げた男の行方を追っていた。その結果、22歳の男が事故に関わった可能性が高くなったことから、10日までに自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「身に覚えがない、事故なんて起こしていない」として、容疑を全面的に否認しているという。

《石田真一》

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