【サイバーナビ VH/ZH09シリーズ登場】実写映像にルートを重ねるARスカウターモード

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
パイオニア・カロッツェリア「サイバーナビ」の2011年モデル
パイオニア・カロッツェリア「サイバーナビ」の2011年モデル 全 5 枚 拡大写真

カロッツェリア「サイバーナビ」は3年毎にフルモデルチェンジを行うが、今年(2011年)がその年にあたる。モデルチェンジの度に新機能を打ち出して「最高のナビ」をアピールするが、今回の目玉となるのが「ARスカウターモード」だ。

これはCMOSカメラが撮影した映像をリアルタイムで処理し、ナビ画面に映し出すというもの。目的地を設定していれば「空にルート線が投影された状態」となる。タイムラグはほとんどなく、運転者が見たままの映像がナビの画面中にも現れるというのは不思議な感覚を覚える。

世の中に難交差点と呼ばれる箇所はいくつもあり、交差点拡大図だけではわかりにくいところもあったが、ARスカウターモードを使った場合は実際の風景に重ねる状態でルートが投影されるだけではなく、建物や街路樹で見えにくくなっているランドマークであるとか交差点までの残距離もバーで表示されるようになっている。これによって、「曲がるべきポイント」というのは従来よりも格段に把握しやすくなった。

カメラが撮影した映像内に信号機が存在する場合にはこれも検知しており、信号が赤から青に変わると運転者に警報音で発進を促す機能もある。あくまでもアシスト機能の一部であり、運転者に課せられた前方注視の義務が無くなるわけでもないが、うっかり防止には役立つ。

《石田真一》

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