ホンダジェット、最大運用高度4万3000フィートを記録

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ホンダジェット(向かって左からコンセプト実証機、量産型初号機、量産型3号機)
ホンダジェット(向かって左からコンセプト実証機、量産型初号機、量産型3号機) 全 6 枚 拡大写真

ホンダの航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニーは17日、小型ビジネスジェット機『ホンダジェット』の米国連邦航空局型式認定取得に向けた飛行試験で、最大運用高度4万3000フィート(約1万3000m)を量産型機で記録したと発表。

同発表は、スイスのジュネーブで開催されているビジネス航空ショーのヨーロピアンビジネスアビエーションコンベンションアンドエキシビション(EBACE)において公表され、同ショーでは新たに赤いカラーリングを施した量産型3号機が公開された。

量産型ホンダジェットは、最大運用高度4万3000フィート、上昇速度毎分3990フィート(約1216m/分)、最高速度425ノット(約787km/h)など、4月27日におこなわれた飛行試験でも主要な目標性能値を達成したとしている。

HACIの藤野道格社長は、「飛行テストの初期段階でホンダジェットの優れた性能をあらためて確認できたことに満足しています。今回の飛行試験でも期待通りのデータを得ることができました。認定飛行や地上試験を行うために、複数の量産型機の追加を予定しています。2012年後半のお客様への機体引き渡しに向けて、認定試験の効率をさらに高めていきます」と述べている。

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