三菱商事、仙台市でボランティア活動を1年間継続

自動車 ビジネス 企業動向
三菱商事、仙台市でボランティア活動を1年間継続
三菱商事、仙台市でボランティア活動を1年間継続 全 4 枚 拡大写真

東日本大震災の被災地ではいろいろな形でボランティア活動が行われている。そのボランティア活動を企業として取り組んでいるのが三菱商事だ。仙台市宮城野区で行っており、1年間継続する。

「お金をあげるだけでは能がない」と、小林健社長の発案で4月23日から始まった。社員の中から有志を募り、1チーム10人を現地に送る。期間は4日間で、4日目に次のチームが来て引き継ぎを行う。それを1年間繰り返すわけだ。

「当日、バスでボランティアセンターに行って、被災された方の要望を元に10人でできる仕事を割り振ってもらうのです。ほとんどが肉体労働で、家具の運搬や漂流物の撤去、汚泥の除去などです。そんな作業を10時から14時半まで行います」とボランティアに参加した広報マンは話す。寝泊まりは少し離れた秋保温泉の民宿で、1年間の長期契約を結んでいるそうだ。

小林社長は「参加した人間が一回りも二回りも大きくなって帰ってくると思う」と話しており、このボランティア活動を一つの人材育成の場としてとらえている。もちろん小林社長をはじめ、役員らも参加する。「筋肉痛が翌日ではなく2日目に出た。俺も年を取ったな」と笑っていた役員もいたそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る