三菱化学、タイで塩ビコンパウンド生産を増強

自動車 ビジネス 企業動向

三菱化学は、アジアなどでの自動車需要の拡大に対応するため、タイで塩ビコンパウンドの製造設備を増設すると発表した。

タイと周辺諸国では自動車需要が拡大を続けており、今後も生産台数の増加が見込まれている。同社は、子会社であるサンプレーンタイランドを通じて、タイと周辺諸国に自動車の内外装部品用、電線被覆用の塩ビコンパウンドを供給している。今後の需要拡大に対応するため、サンプレートタイランドのアマタナコン工場内に生産能力年間4000tの塩ビコンパウンド製造設備を増設する。

設備増設後の生産能力は現在の年間1万5000tから1万9000tに26%増強される。稼働は2012年4月からの予定。投資額は約5億円。

塩ビコンパウンドを含む機能性樹脂事業は、三菱ケミカルホールディングスの中期経営計画で成長事業と位置づけており、同社では今後もグローバルな事業拡大を図る。

《レスポンス編集部》

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