3人死傷の踏切事故、クルマの運転者を逮捕

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4月下旬に群馬県高崎市内の上信電鉄線の踏切で発生し、3人が死傷したワゴン車と列車の衝突事故について、群馬県警は16日、ワゴン車を運転していた70歳の男を自動車運転過失致死傷や過失往来危険容疑で逮捕した。

群馬県警・高崎署によると、問題の事故は2011年4月30日の午前8時50分ごろ発生している。高崎市根小屋町付近にある上信電鉄線の踏切で、踏切内に進入してきた高齢者介護施設の所有するワゴン車と、通過中の下り普通列車(高崎発/下仁田行き、2両編成)が衝突した。

ワゴン車は大破し、後部座席に同乗していた36歳の女性と85歳の男性が頭部強打で死亡。列車を運転していた26歳の男性が胸部打撲の軽傷を負った。乗客からは負傷者は出なかった。

現場の踏切には警報機や遮断機が設置されておらず、過去にも数件の事故が発生してたが、クルマは安全確認を怠ったまま、漫然と進入した可能性が高くなった。

このため、警察は運転していた70歳の男に過失があったと判断。男を自動車運転過失致死傷などの容疑で逮捕している。

《石田真一》

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