フェラーリ、ワンオフモデル公開…注文主はNYの不動産王

自動車 ニューモデル 新型車
フェラーリ、ワンオフモデル公開…注文主はNYの不動産王
フェラーリ、ワンオフモデル公開…注文主はNYの不動産王 全 3 枚 拡大写真

フェラーリは19日、『スーパーアメリカ45』をイタリア・マラネロで披露した。米国ニューヨーク在住のフェラーリコレクターのために、ワンオフで製作されたモデルだ。

同社は富裕層の要望に応じて、過去に何台かの特別なワンオフモデルを製造してきた。最近では2009年12月、『P540スーパーファストアペルタ』を米国の顧客に納車したのが記憶に新しい。

今回のスーパーアメリカ45は、『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)がベース。米国ニューヨークの不動産王、Peter Kalikow氏がフェラーリ・オーナーになって45周年に当たるのを記念して、オーダーしたモデルである。

注目は599には本来設定のない、電動ハードトップオープン仕様としている点だろう。カーボンファイバー製のハードトップは、電動で回転しながら格納され、オープンカーに変身。これは2005年、『575Mマラネロ』をベースに世界限定599台が生産された『スーパーアメリカ』と同じ機構だ。

またボディカラーは、Blu Antilleと呼ばれる特別色で塗装。フェラーリによると、Peter Kalikow氏が所有する1961年式『400スーパーアメリカカブリオレ』と、コーディネートするためだという。

他にも、ツートン仕上げのアルミホイール、クロームのグリル、専用レザー内装、ダークブルーのカーボンファイバーパネルなど、ワンオフモデルにふさわしい装備が盛り込まれた。

このスーパーアメリカ45は、イタリア・コモ湖畔で20日に開幕するクラシックカーの一大イベント、「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」で一般公開されることになっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る