東京電力の通期決算…震災影響で最終赤字1兆2473億円

自動車 ビジネス 企業動向
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋内1階(5月18日撮影)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋内1階(5月18日撮影) 全 4 枚 拡大写真
東京電力が発表した2011年3月期の連結決算は、最終損益が1兆2473億円の赤字となった。金融機関を除く民間企業で過去最大の赤字となった。

東日本大震災で被災した資産の復旧費用・損失が1兆0204億円、資産除去債務に関する会計基準の適用による影響で571億円を特別損失に計上、繰延税金資産の取り崩しで法人税などを4784億円を計上した。

売上高は前年同期比7.0%増の5兆3685億円と増収だった。猛暑で電力の販売が伸びたため。収益では燃料価格の上昇がったものの、営業利益は同40.5%増の3996億円、経常利益が同55.5%増の3176億円と増益だった。

今期の通期業績見通しは東日本大震災の影響で予想が困難なため、公表を見送った。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 「実質312万円スタート」スズキの新型EV『eビターラ』、コスパの高さにSNS注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る