三井物産とBP、原油流出事故で和解 メキシコ湾

自動車 ビジネス 企業動向

三井物産は、米国メキシコ湾探鉱鉱区での原油流出事故で、同社の子会社とBPの子会社との間で和解が成立したと発表した。

三井物産の子会社はBPの子会社に10億6500万米ドル支払う。同時にBPは、三井物産子会社に対する一切の請求権を放棄する。また、BPは、さまざまな民間企業、政府、資産所有者、個人が事故や事故後の清掃作業に関連して主張する財産上の損害、人身傷害、経済的な損失、自然資源破壊の賠償請求を含む請求の大部分について三井物産グループに発生する損害を全額補償することで合意した。

今回の和解の結果、2010年4月に発生したメキシコ湾の原油流出事故によるBPが三井物産子会社に対するすべての請求に関する紛争が解決することになる。

メキシコ湾の原油流出事故では、三井物産は間接子会社であるMOEXオフショア2007LLCが10%のリース権益を保有しており、BPはこの子会社が事故関連費用の補償義務を負っていると主張、MOEXオフショアに21億4400万ドルを請求していた。

三井物産は今回の和解で、2011年3月期の通期連結業績の最終利益を3679億円から3060億円に下方修正した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る