ホンダ伊東社長、「スマートホーム」で自立した電力供給を検証

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダはさいたま市と連携し、EVやコジェネを核とした「スマートホーム」の実証実験をおこなう。伊東社長(左)と清水さいたま市長(右)
ホンダはさいたま市と連携し、EVやコジェネを核とした「スマートホーム」の実証実験をおこなう。伊東社長(左)と清水さいたま市長(右) 全 6 枚 拡大写真

ホンダとさいたま市が23日に協定を結んだ電動車両などの実証実験では、将来のスマートグリッド(次世代送電網)にも対応する「スマートホーム」が注目される。

ホンダの太陽光発電装置やコージェネレーション(熱電併給)ユニットにEV(電気自動車)やプラグインハイブリッド車(PHV)など電動車両を組み合わせ、家庭単位でエネルギーマネジメントの効率化を図るものだ。

実験用の住宅は来春、同市内に建設し、ホンダの従業員が家族(4人を想定)ぐるみで実際に住み、検証を進める。さいたま市は用地の提供などで協力する方針だ。

同日、さいたま市役所で記者会見した伊東孝紳社長は、「太陽光発電システムなど個々の製品は単品で販売してきたが、これからはそれらを組み合わせ、家庭単位での自立した電力供給のマネジメントやCO2削減を実証したい」と述べ、今回の実験への期待を表明した。

実験では2015年までに車両を含む家庭からのCO2(二酸化炭素)排出量を00年比で半減させることを目指す。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る