トヨタプリウス、さらに大きなミニバン計画か
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これは23日、米国の自動車メディア、『AUTOWEEK』が報じたもの。同メディアの取材に応じた米国トヨタ販売のボブ・カーター副社長は、最終決定ではないと前置きした上で、「プリウスvよりもボディがさらに大きい7シーターのハイブリッドミニバンを、北米市場に投入する計画がある」と語ったという。
この新型ハイブリッドミニバンは、プリウスvとは全く異なるモデル。同メディアによると、新型はプリウスファミリーの一員ではあるが、フル7シーターの広い室内と、7名分の荷物が積める十分なラゲッジスペースを備えているとのことだ。
ところで、大型のハイブリッドミニバンといえば、日本市場では『エスティマハイブリッド』、そして過去には『アルファードハイブリッド』が存在した。トヨタが計画中の新型ハイブリッドミニバンは、これらとは別設計の北米向けモデルになると見られる。
ところで、車両重量の増す大型ミニバンでは、燃費面でのハイブリッドの恩恵は、ユーザー期待値ほど大きくないとの指摘もある。しかし米国トヨタ販売のボブ・カーター副社長は、同メディアに対して、「最低でも40マイル/ガロン(約17km/リットル)の燃費性能を実現する」と話し、自信をのぞかせている。
《森脇稔》