トヨタ自動車が今秋、米国市場に投入する『プリウス』のミニバン、『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)。同車に関して、米トヨタの重役が興味深い発言を行った。
これは23日、米国の自動車メディア、『ワーズオート』が報じたもの。同メディアの取材に応じた米国トヨタ販売のボブ・カーター副社長は、「プリウスのオーナーの多くは燃費性能を最も重視している」と話し、現行プリウスのオーナーが、プリウスvには強い関心を示さないとの見方を示した。
それでは、プリウスvは米国ではどんな顧客層をターゲットにしているのか。米国のユニバーシティオブトヨタで、トヨタ販売店スタッフの指導を行うデビッド・リー氏は、同メディアの取材にこう答える。
「『マツダ5』やフォルクスワーゲン『ジェッタワゴン』のようなモデルが競合車になる」と。
果たして、日本ではプリウスαにどんな顧客が興味を示すだろうか。