めざせ火星---NASAが次世代有人宇宙船を開発

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ロッキードマーチン・オライオン開発
ロッキードマーチン・オライオン開発 全 5 枚 拡大写真

アメリカのNASA=国立航空宇宙局は24日、次世代有人宇宙船の開発を表明した。人類がいまだ目にしたり触れたりしたことのない、火星など太陽系内各地へ到達するための計画の一環であり、最初の有人飛行を2016年までに行なう予定だ。

「MPCV」=多目的有人宇宙船と呼ばれる新型宇宙船は、月旅行を目的に開発が進められ、その後計画が中止された「オライオン」有人探査宇宙船をベース開発される。開発は、オライオンを開発していたロッキードマーチン社が引き続き担当する。

MPCVは4人乗り。実績のあるロケットで打ち上げられ、21日間のミッションの後、カリフォルニア沖の太平洋に着水する設定だ。与圧室は19.5立方m、うち居住空間は8.9立方mとなる。安全性は現行スペースシャトルの10倍を開発目標としている。

《高木啓》

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