スズキが、2010年8月に発表した新型『スイフト』。欧州主要国では6月から順次、新開発のクリーンディーゼル搭載車が投入される。
このディーゼルは、「1.3DDiS」グレードに採用。D13A型と呼ばれる新開発1248cc直列4気筒ターボディーゼルは、最大出力75ps/4000rpm、最大トルク19.4kgm/1750rpmを引き出す。トランスミッションは5速MT。0‐100km/h加速は12.7秒だ。
この新エンジンは、環境性能の高さが売り。欧州複合モード燃費は23.8km/リットル、CO2排出量は109g/km。先代スイフト用の1.3リットルディーゼル比で、燃費は8%、CO2排出量は9%改善している。排出ガス基準は、ユーロ5を満たす。
スズキは「状況によっては、燃料満タンで800km以上を走行できる」と燃費性能の高さをアピールしている。