昭和四日市石油と三菱化学、原油処理量削減に向けた連携事業を実施

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コンビナート重油分解最適連携事業
コンビナート重油分解最適連携事業 全 1 枚 拡大写真

昭和四日市石油と三菱化学の2社は、石油コンビナート高度統合運営技術研究組合(RING組合)が公募した「2011年度コンビナート連携石油安定供給対策事業」に選定されたと発表した。

両社が実施するコンビナート連携石油安定供給事業は「コンビナート重油分解最適連携事業」で、2011~13年度に三重県四日市地区にある昭和四日市石油の四日市製油所と三菱化学の四日市事業所で実施する。

事業では、昭和四日市石油で生産される低硫黄重油を残渣型流動接触分解装置(RFCC)に最大供給し、高付加価値の白油と、三菱化学四日市事業所向けのプロピレンを製造する。同時に、残渣ボイラーを活用し、電気・蒸気をコンビナートへ高効率で供給するもの。これにより原油処理量の削減、製造コストの低減を図る。

コンビナート連携石油安定供給対策事業は、コンビナート連携により石油精製業を中心とするコンビナート連携設備の効果的設置による拡大融合を促進して製油所の競争力を強化する。石油資源の有効活用を図り原油処理量を減らすことを通じてエネルギーセキュリティを確保するのが目的。

両社の事業では原油処理量について年間7万キロリットルの削減を目指す。

《レスポンス編集部》

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