富士重工業は、損害保険会社の自動車保険に独自の補償特典を付帯した「SUBARU自動車保険プラン」をリニューアルして6月1日から発売する。
プランは、国内スバルディーラーで販売する自動車保険に、タイヤパンク修理やいたずらによる車体のキズを補償する独自サービスを付帯する内容で2007年6月から取扱いを開始した。
今回のリニューアルでは、これまでにユーザーからの要望・意見をもとに、プランに付帯する補償特典の内容を更に高めることで商品力の強化を図った。
具体的には、スバル車のみ8車種だった対象車種を全ブランドの自家用8車種、営業用軽四輪貨物車に広げるとともに、事故・故障時に24時間・365日利用可能な専用コールセンター「SUBARU 安心ほっとライン」を新設する。さらに、全国どこでも契約者が利用のスバル特約店まで車を搬送する「距離無制限レッカーサービス」を追加付帯する。
また、「タイヤパンク修理サービス」に加えて、従来は新車対象(初度登録から2年)のサービスとしていた「飛び石による窓ガラス破損修理」の車両年数制限を撤廃、保険加入期間中は常に対象とする。
ディーラーにとって自動車保険の手数料収益の比重は高まっている。このため、独自の充実した保険を提供することで顧客満足度の向上を図りながら保険契約の獲得を目指す。