日本自動車工業会が発表した4月の二輪車の輸出台数は前年同月比31.4%減の3万1435台と、3か月連続でマイナスとなった。
東日本大震災の影響で生産台数が落ち込み、輸出も低迷した。
車種別では小型二輪車が同32.7%減の2万4282台と3か月連続マイナスだった。軽二輪車も同15.0%減の5133台と9か月連続で落ち込んだ。原付二種は同44.4%減の1855台、原付一種が同57.9%減の165台だった。
地域別では北米向けが同39.6%増の8302台、中南米向けも同83.6%増と好調だったが、主力の欧州向けが同54.8%減の1万2513台と低迷した。
輸出金額は、車両分が2億0661万ドル、部品分が1億5207万ドルの総額3億5869万ドルとなり、前年同月と比べると14.9%減少した。