豊田通商物流子会社、自動車部品の物流センターを新設

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は、子会社の豊通物流が6月2日、愛知県みよし市に自動車部品の物流センター「第2三好センター」(仮称)を新設すると発表した。

第2三好センターでは自動車部品などの取扱いを予定しており、投資額は土地・建物あわせて22億円。2012年1月から稼動する予定。

豊通物流は、国内に18の拠点を持つ豊田通商グループの物流子会社で、2005年1月にみよし市に三好センター(第1)を設け、海外で生産される自動車向けの組付け部品を国内各部品メーカーから一括して受け入れ、梱包、海外仕向地別にコンテナに集約して輸出している。また、海外からの帰り便を利用した、輸入部品の国内向け供給基地としても活用しているが、海外生産車の増加などから能力いっぱいとなっていた。

第2三好センターを新設することで、取扱能力を増強するとともに、三河地区にある拠点を再編、グループ全体の物流の効率化・機能強化を図る。

第2三好センターは「災害対応型ライフライン供給エコシステム」をコンセプトに、災害時には太陽光パネル・蓄電バッテリー・憩いの池を使って業務運営に最低限必要な電力や水を確保できる物流センターにする計画だ。

豊通物流は、第2三好センターで初年度の2012年度に6億円、5年後の2017年度に12億円の売上げを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  2. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  3. 『V』クラスより上級のミニバンか? メルセデスベンツが2026年に『VLE』『VLS』導入へ…上海モーターショー2025
  4. 【VW ゴルフGTI 新型試乗】自動車を運転することが楽しかった時代に引き戻される…中村孝仁
  5. 普通免許で乗れる「電動トゥクトゥク」、64万9000円から予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 東レ、偏光サングラスでの利用を可能にする新たなHUD技術を開発…フロントガラス全面展開も視野に
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る