不信任決議に賛成の2議員 民主党除籍

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民主党は不信任決議案に賛成した議員は除籍を決めた。(岡田克也幹事長・2日)
民主党は不信任決議案に賛成した議員は除籍を決めた。(岡田克也幹事長・2日) 全 2 枚 拡大写真

民主党は2日夜に開催された役員会と常任幹事会で、内閣不信任決議案の採決で賛成した2人の議員を、除籍(除名)することを決めた。除籍は党倫理規約の中で最も重い処分。

処分対象は松木謙公前農水政務官と横粂勝仁代議士。欠席・棄権した15人の議員については、結論を先送りした。

この処分については、安住淳国対委員長は「一人(横粂氏)は離党届けも提出していたことだし、覚悟の上でやられたことでしょうから」と、話した。

ただ、処分は全会一致ではない。岡田克也幹事長は、欠席・棄権についても除籍にすべきだと主張したが、一方で輿石東参議院会長のように、そうした処分に激しく反対する意見もあった。

結局、欠席・棄権した15人の議員については、執行部で個別に事情を聞き取り、改めて常任幹事会に処分を提出することになった。欠席・棄権した15人の中には、裁判の結果が出るまで党員資格停止になっている小沢一郎元代表も含まれている。

これ以上の処分が下されるのかについて、岡田克也幹事長は次のように話した。「いろんな議論があり得る。すでに党員資格停止なので、そのことを考えないといけない。そこには両方の意味があるが、だから特に重くするということを言っているわけではない」。

《中島みなみ》

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